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卒FITにともない電気の自給自足へ

更新日:2020年3月15日

本日ご紹介する施工実績事例は、福岡県うきは市にお住いのH様です。


「卒FIT」とは、、、、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが改めて「卒FIT」を概略ご説明します。


~卒FITとは~


住宅用太陽光発電を設置したご家庭において、「2019年問題」ということで、社会的にもクローズアップされました。まずFITのことについてザックリ触れますと、FITは、太陽光発電を広く一般家庭に普及させるための国の制度でした。


つまり、太陽光発電で蓄えた電気を電力会社に売電できる制度のことで、設置から10年間は買取価格を固定で保証しましょうという制度でした。


この制度のおかけで、太陽光発電は急速に普及し現在に至っているわけです。


さて、FITの制度が開始されたのが2009年ですので、10年後の2019年11月から、買取期間の保証が終了するご家庭が順次出て来たのです。これがいわゆる「2019年問題」で、その対象になるご家庭が「卒FIT」と呼ばれているのです。


では電力会社はどのような対応なのかと言いますと、卒FITが近づくにつれ卒FIT買取サービスを発表し始めたのですが、ただし、電気の買取価格は、これまでのような高値ではなく、5円~12円ほどになっています。


こんなアンケート結果があります。「10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?」


その答えがこちらです。半数以上の方は、蓄電池で自家消費(電気の自給自足を目指す)したいというご家庭が半数以上を占める結果となっており、現実に弊社でも「卒FIT」を迎えるお客様が蓄電池を導入し、自家消費を行い、電気の自給自足を目指すご家庭は多いです。


※太陽光発電を設置している全国の男女967名(タイナビユーザー)からのアンケート調査から抜粋


アンケート調査結果

~政府も推奨する一般家庭用蓄電池導入~


政府も推奨する蓄電池を設置しての自家消費は、卒FITにあたり、卒FIT対象のご家庭にとって大きな選択肢の1つが蓄電池導入となっており、昨今の大型台風災害による長期停電などの不測の事態に備えようという動きも蓄電池導入の後押しになっているようです。


~今回は2019年度の国の補助金制度も利用しました。~


今回のうきは市のH様は「卒FIT」が2020年の5月でした。2019年度の国の補助金が使えましたので、その補助金を使い蓄電池導入となりました。


では工事の様子を画像でご紹介してみましょう。


母屋側に設置したシャープ製の蓄電池

配線工事の様子。左は新設した分電盤

設置後、モニターで操作確認

導入した蓄電池はシャープ製の蓄電池システムです。当社ではニチコンの蓄電池を主にオススメしていますが、シャープ製の蓄電池も高い性能と製品ラインナップが用意されていますので、お客様のご要望を加味したうえでご提案させて頂きました。


今回は既存の太陽光発電と新規に導入する蓄電池システムを連携させました。


当然、「卒FIT」を迎えるご家庭の屋根には太陽光発電が設置されているのですから、これを有効活用するための蓄電池システム導入のご家庭が多いのは必然の流れであると言えます。


さてH様邸での設置の概要ですが、敷地内に普段の生活を行う母屋があり、隣接してログハウスがあるというご家庭で、詳細は割愛致しますがログハウスの屋根に太陽光発電が設置されており、そこから隣接する母屋側に蓄電池を設置しました。ログハウスからの太陽光発電の電気が通るケーブルを地上に露出させるではなく、安全面等を考慮しその一部を地下に埋設し母屋の蓄電池と接続しました。


このように手間暇かかる工事を含むご提案ではありましたが、お客様ファーストで考えば必然的なご提案であったと言えまし、このような工事も一気通貫で自社で全て行えるというのが弊社の強みなのです。


「卒FIT」を迎えるご家庭では、今後の選択肢の一つに蓄電池を導入し、自家消費(電気の自給自足を目指す)する道をご検討されてみてはいかがでしょうか。


なにかお困りのことやご相談したいことがございましたら、お気軽に弊社へおたずねください。






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